PHSが終了して使えなくなる?~病院などの医療施設、介護施設でご使用中のPHSについて

2022年にPHS終了?スプリアス規格の改正

『スプリアス規格の改正』に伴い、病院などの医療施設や介護施設でお使いの「製造・導入から時間が経っている古い構内PHS」は、使えなくなる可能性があります。

『スプリアス規格の改正』で、病院・介護施設で使うPHSに何の影響がある?

まず、スプリアスとは無線設備から発射される電波のうち「本来必要とされる所定の周波数を外れた不必要な電波のこと」で、電波法によりその強度が規定されています。
この電波法の規定は平成17年(2005年)12月1日から新たな許容値(新スプリアス規格)の適用となりました。そのため、それ以前の新スプリアス規格に対応していない「旧スプリアス規格の製品」は、令和4年(2022年)11月30日以降使用できなくなります。そのまま使用すると電波法違反となり、罰則・罰金の対象となってしまいます!

病院などの医療施設や介護施設でお使いの古い構内PHSは、「旧スプリアス規格の製品」の可能性があります。使えなくなる前に、入替えなどの対応が必要です。

お使いの構内PHSの機種をご確認ください。

まずは使用中のPHSが、旧規格か新規格かどうか調べる必要があります。
下記リンク先の総務省のサイトにて、「型式又は名称」を入力すれば調べることができますので、ご確認ください。

◆総務省「電波利用」ホームページ: 技術基準適合証明等を受けた機器の検索

確認いただいてご使用中の機種が「新規定」であれば、特に問題はありません。
「旧規定」の場合は2022年に使用できなくなりますので、それまでに入れ替え対応が必要です。

お使いの設備で何かお困りごとがある際は、弊社でご相談に乗る事も可能です。まずはお気軽にお問い合わせください。

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