徘徊対策ナースコール(顔認証)

独自開発したAI搭載の顔認証システムをはじめとしたIoT技術で、スタッフに負担をかけずに徘徊防止!徘徊対策もできるナースコール連動システム

介護施設の徘徊対策

介護施設や病院が抱える課題の一つに、認知症による徘徊防止があります。人手不足の介護施設、病院にとって、スタッフが認知症の入居者から片時も目を離さないようにするのは難しく、気づかぬ間に施設から出てしまうこともあります。離設事故が起きれば、入居者の命が危険に晒され、更に責任問題となり賠償請求や施設の信頼損失に繋がる可能性があります。

そこで徘徊防止策としてご紹介したいのが、独自開発したAI搭載の顔認証システムと連動したYuiコールの「徘徊対策ナースコール」です。入居者の徘徊をIoT機器が検知して自動でスタッフにお知らせするので、徘徊防止に役立ちます。


徘徊・離設を防ぐ3つのポイント!

センサーやカメラなどのIoT機器で徘徊を見逃さない

マットセンサーや人感センサーを用いた「センサーシステム」や、AI搭載の顔認証や電気錠を用いた「入退室管理システム」など、様々なIoT機器が利用可能です。
これらの機器を組み合わせることで、設置する場所に最適な徘徊対策を行うことができます。

どこにいても、徘徊を検知したらすぐにお知らせ

各IoT機器が徘徊を検知すると、介護スタッフの持つハンディナース(または多機能電話機)や表示機へすぐ通知され、呼び出しや登録された情報が表示されます。
リアルタイムで徘徊行動を把握できるようになり、迅速な対応を実現します。


弊社独自のAI搭載最新の顔認証で、徘徊者を特定

事前に、全スタッフや入居者の顔画像とスタッフ・入居者等の区分や、氏名などの情報を登録しておくことで、誰がいつ、どこにいるかを確認できます。
また、徘徊の恐れのある人物や、注意人物をあらかじめ登録しておくことで、検知した場合にアラートやポップアップ表示ですぐに通知できます。施設内の事故や事件を未然に防ぐことができ、安心安全を保てます。
その他、登録されていない人物を検知した場合には、ポップアップで表示し、不審者を見逃すことなく確認を行うことができます。

様々な機器が徘徊を検知、自動でお知らせ

AI搭載の顔認証システム

AI搭載の顔認証システム(徘徊対策)の使用イメージ

認知症患者の増加と介護スタッフの不足に対応する、AI搭載した顔認証による徘徊防止システム

徘徊の危険性がある入居者の「顔」を認証することで、徘徊リスクの高い要介護者を拘束・監視することなく徘徊防止が可能です。さらに、徘徊への警戒や捜索など介護するスタッフ側に発生していた負担も、大幅に減らすことが可能です。

特長

独自開発したAI搭載の顔認証システム

弊社が独自で開発したAI搭載の顔認証の精度は高く、マスクやメガネをしていても認証ができ、人物がカメラから数メートル離れていても認証可能です。
また、認証速度も速いため、立ち止まらずに歩き去っても顔認証することができます。
さらに、1つのシステムで3台までカメラを統括管理でき、複数個所にカメラを設置することで人の流れを把握することが可能です。
カメラはメーカーや機種を問わず対応しているため、既存システムのカメラを兼用できたり、価格や用途、性能などから最適なシステムを構築することもできます。


Yui徘徊対策ナースコール構成例

各所に設置したセンサー・顔認証などの徘徊対策機器が、徘徊の危険性がある入居者を検知すると、スタッフルームの多機能表示機・巡回スタッフのハンディナースに通知します。
また、同時にスタッフルームにあるモニターに、防犯カメラが撮影した映像を表示させることもできます。ここでは、以下図の4箇所に機器を設置したケースでご紹介いたします。

Yuiコール徘徊対策箇所鳥瞰図

居室の徘徊・脱出対策

窓からの徘徊をお知らせ

窓やドアにセンサーを設置して、居室の徘徊・脱出対策ができます。
マグネットセンサーや人感センサーは窓やドアの開閉を検知して、居室や屋外に脱出する動きをお知らせします。
夜間など時間帯を限定して設定することもできます。


ベッドからの徘徊・転落対策

ベッドからの離床徘徊をお知らせ

居室より狭い範囲で徘徊防止したいなら、ベッドでの徘徊対策が必要です。
ベッドセンサーやマットセンサーは、ベッドから降りる動作を検知して通知します。
また、より高度な検知ができる「見守りシステム」なら、起き上がりなどの予備動作も把握することができます。


廊下の徘徊・事故対策

廊下やホールの徘徊をお知らせ

廊下やホール、非常階段などの共用スペースは、人手が少なく目が届きにくい夜間に徘徊対策が必要な場所と言えます。
共用スペースの徘徊対策は、人感センサーで人の通過を検知し、通知すると同時にカメラの映像表示で見て確認するという、二重の対策が有効です。
通知の設定を夜間に限定することで、徘徊の恐れが高まる夜間だけ対策することができます。


出入口からの徘徊・脱出対策

出入口から施設の外に出てしまうのを防止するには、入退室管理の各システムの利用が最適です。

AI搭載顔認証システム
出入口の徘徊をお知らせ(AI搭載顔認証)
AI搭載顔認証システム」は、予め登録された「顔」を持つ人の通行を検知し通報できます。徘徊の恐れのある対象者を予め複数の角度で登録することで、高い検知力を実現しています。
症状の度合いなどに合わせてカテゴリー分けをする設定も可能なので、特に危ない入居者に対してすみやかな対応をおこなえます。

電気錠
出入口の徘徊をお知らせ(電気錠)
通用口には、電気錠とナースコールの連携が最適です。入居者が通用口を無理やり開けようとした場合、ハンディナースまたは多機能電話機へ通知。すぐに対応することができます。
介護施設や病院スタッフの操作・または指紋認証による解錠操作がないと通用口を開けることができないので、入居者が勝手に通過することはできなくなります。

Yuiコール~徘徊対策ナースコールの構成図

玄関先に設置した顔認証システム、窓に取り付けた開閉センサーなどが徘徊行動を検知。
無許可の外出があれば、ハンディーナースまたは多機能電話機、Yuiステーションに通知ができるシステムです。

徘徊対策ナースコールのシステム図

徘徊対策ナースコールを導入するメリット

スタッフの常時見守りへの負担を軽減し、早期発見で入居者をトラブルから守ります

認知症の入居者が外出し徘徊すれば、様々な危険性が伴います。交通事故や川、水路への転落など、命に関わる出来事が起きる可能性も少なくはありません。だからこそ、外に出てしまう前の早期発見が大事になります。
徘徊対策ナースコールなら、居室や廊下、出入口など徘徊リスクが高い場所への対策が可能です。徘徊行動が起きたらすぐにスタッフにお知らせ、単独外出を防止できます。対応に余裕が生まれることで、「外出動機をヒアリングする」「一緒に散歩に行く」など、入居者に寄り添った行動を取ることに繋がります。

徘徊対策ナースコール導入事例

カメラ監視システム+ナースコール+センサーで、徘徊を対策・見守り強化した事例 ≫

施設概要三重県|有料老人ホーム|50床

ポイント徘徊防止や見守りなど「安全対策」をしっかり行いたいという要望から、赤外線センサー・防犯カメラ、ナースコールを連携させた安全管理システムを提案しました。センサーが人を感知すると職員のハンディナースに通知、防犯カメラで録画されるようになっています。